私は大学を卒業後、現職のグループ本社である日本交通株式会社に入社しました。タクシー業界を志望したのは、もともと車や運転が好きだったから。運転をする仕事はほかにもありますが、タクシーはお客様と距離が近いのが魅力ですよね。

しかし、2年ほど経ったころに新型コロナウイルスの感染が拡大し、利用者も、収入も大きく減りました。思い切って別業種の不動産営業にチャレンジしましたが、いつもの日常が戻ってくる中で「やっぱりタクシードライバーがしたいな」と思うようになり、今に至っています。

人生2回目のタクシー会社としてハロートーキョーを選んだのは、やはりアルファード保有台数No.1という点で、車好きの私としては見逃せない条件でした。今は念願叶ってアルファードでお客様を送迎する「GO PREMIUM」のドライバーをしています。アルファードを見て喜ばれるお客様もいらっしゃいますし、車高が高いので、運転していても疲れないのがいいですね。

ハロートーキョーでは、一般的な「JPN TAXI」ドライバーからキャリアがスタート。経験者の場合、半年間の一般乗務員を経て、講習を受けることでアルファードに乗る「GO PREMIUM」をはじめとしたゴールド乗務員へとキャリアアップとなります。私も当然受講しました。
印象に残っているのは、「スタンダード10」と呼ばれる接客マニュアル。乗車されたお客様に聞くべきことなどが記載されているんですが、「車内の温度確認」という項目があり、きめ細やかなサービスを提供しているんだなと思いました。

ドライバーになりたての頃は、道もわからず不安なことも多かったですが、少しずつ慣れてきました。まず幹線道路を覚えて、細かな道は繰り返し、意識しながら走るのがポイントですかね。わからなければ素直にお客様に聞けばいいんです。嫌な顔一つせず教えてくれますし、その点は安心してほしいですね。